S3600の分解 [デジカメ]
S3600のマルチセレクター基板が外れません。
ここにネジが有るはず。
シールを剥がしたらネジが出てきました。
やっと分解出来る。
固定版分離。
レンズ部分分離。
これでレンズカバー装着可能に。
組み立て途中で動作確認。このカバーがレンズエラーの原因だったぁ・・・。
レンズカバーが無いのはレンズエラーの対策っぽい。
ちなみに左上に写っている青い四角、これCCDの手前にあるフィルターでついつい分解してはいけない部分まで分解してしまい落ちてました。あとで元に戻しました。
・推測的な考察
二台のデジカメを分解して判ったことは、モータに付いたウォームギヤと3つのプラスチックギアが最外周のプラスチック円筒を回転させ、刻み込まれた複雑な溝により多階層の筒が伸び縮みして焦点距離を変えレンズ間の距離でズームを管理している。これ複雑だけどプラスチックで脆い。何度も使っていればいずれ壊れてレンズエラーが出るようになる。一番先にあるレンズカバーは負荷が大きいようで外せば撮影は可能であるようだ。しかし、移動距離が大きいズームは異常発生しやすい。レンズカバーを元通りに戻したところ普通の撮影は問題なかったが、ズームでレンズエラーが出て元に戻らなくなった。
ここまで推測ですが、レンズカバーがないデジカメは買ってはいけないと思います。
私の場合、どちらも部品取り用なので問題なし、というか内部がよく判って勉強になりました。
レンズエラーを起こしてレンズユニットが出たままの状態。
分解してレンズパーツを起動前の状態に戻します。
ズームしなければ撮影できるジャンクなデジカメ復活です。